【微忙録】

明日の自分への覚え書き

時間潰しのススメ

4月から社会人として首都東京のビルの谷間に解き放たれ、月火水木金と労働に粉骨砕身している訳であるが、いかんせん新入社員であるので、仕事が潤沢にあるということもない。勝手にするする仕事をこなして会社に貢献するということもない。何も指令を与えられなければ動かない私のことであるから、仕事中にぽっかりと時間が空いたり、そういった時間に抗いがたい眠気に襲われる、などというのも日常に茶飯というものだ。


こういったとき、学生時代には何となくまかり通っていた突っ伏して睡眠を取るという行動は、会社という組織の中においては、こと私のような新米ペーペーひよっこニュービーには
犯しがたい大罪として定義されているようだ。まあ、これに関しては新人に限らずタブーであると思うが、この点に関してはどの諸先輩方も就業時間中睡眠に挑戦している場面をそう簡単に見せてはくれないので確信はない。


こうした事態に直面した際、どのようにして眠気をやり過ごすのか。眠気が無い場合でも、次の仕事を与えられるまで、果たして餌を待つ鯉のようにただ口を開けて時が来るのを待っているだけでいいものか。社会人たる者、大人たる者、業務中に行うことのできる時間つぶしの一つや二つ、用意しておかなければならない、と私は思うのだ。

 

というわけで、デスクワークに従事する読者諸兄の今後の指針となるように、私が実際に行ったタイムキリングのうち、いくつかを挙げてみようと思う。ちなみにこれらは、ワードソフトや表計算ソフト上で行えるものなので、余程注意深く見られない限りは、会社内の地位は安泰である。と思う。

 

①何でもランキング

自身の中の何かを勝手気ままにランキングする。

私のおすすめというか、短時間で手軽にできるのは、好きなアルファベットランキングだ。基本的に26位まで決めるのだが、発展形として筆記体と小文字で104位まで決める形式もある。自分が何をしているのかであったり、似たり寄ったりなCの扱いについて考えを巡らせてしまったりするので、本当に暇で仕方がないときに限り行って欲しいところだ。

私の中の不動の一位はA、最下位は日によってまちまちである。

好きな色を30番目くらいまでランキングしようとしたら、色の名前を30個も思いつかなかったなどという悲しい事例も見られた。

ちなみに私が最初に行ったのは一人でアイドルマスターシンデレラガールズ総選挙である。

結果と考察はそのうち別記事としてアップするかもしれないし、しないかもしれない。

自分の人格を4分割して、何かをクロスレビューするのも一興かもしれない。

 

②うろ覚え歌詞

メロディは覚えているが、歌詞はところどころ抜け落ちている、というような曲の歌詞を思い出せないなりに書き上げる。歌詞は著作権上詳しく書くことはやめておくが、中々歪なリリックが生まれたり、自分の中の何処から生まれたのか奇妙なフレーズが見えたりもする。眠たいときには少し笑える程度の代物が出来上がること請け合いである。

 

 ③文章執筆

意識の覚醒には、人と会話するのが一番わかりやすく役割を持てると個人的には思うのだが、同僚を目覚ましに使うというのも憚られるし、業務中に雑談するのは非常にハードルが高いものだ。そんな時、何か少しでも自分の脳を刺激するような行為が必要だ。

手を動かし、単調作業でない書き物などが望ましい。

 

そう、ブログの記事の執筆などがおすすめだ。