【微忙録】

明日の自分への覚え書き

1日外出録ハンチョウ(03)

 

1日外出録ハンチョウ(3) (ヤングマガジンコミックス)


1日外出録ハンチョウ(03)

著者:萩原天晴,上原求,新井和也,福本伸行
掲載誌:ヤングマガジン

既刊:3巻

読んだ日:2018/03/08

 

 

あらすじ

1DAYコンタクトレンズを落としたため、大槻アイの発動を怠った大槻は、接近する車に気付かず左大腿部を打撲してしまう。

通常ならば全治二週間の怪我も、地下の劣悪な環境では満足に快復しない。

そんな大槻が外出券を使い向かう先は...?

 

 

 

 

登場人物(ネタバレ含)

大槻

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地下強制労働施設E班の班長。

左大腿部を打撲した。

沼川

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大槻の右腕。

腰をいわしている。

 

 

石和

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大槻の右腕。

首と肩をいわしている。

自由奔放。

 

木村さん

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地下労働生活を終え、地上に戻った元多重債務者。

地下に来る前の知識と、現実とのギャップに苦しみつつも元気に生きている。

 

宮本さん

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地上に外出した大槻を見張る帝愛グループの黒服。

大槻と名古屋巡りを楽しむ。

 

 

感想

ギャグマンガを読んだ場合、感想をどうしよう、とは思っていたが、思いのほか何を書けば良いのか分からない。

それなのにまんまと読んでしまった。だって発売してしまったから。

 

この漫画において大槻達の考えている事を考察しても仕方がないし、重要なキャラクターや伏線が張り巡らされているわけでもない。

読後に残るのは、次も楽しみだなーというありきたりな感情だ。

それくらいキャラクターの安定性、作画のブレなさと原作再現度。福本先生が築き上げたスタイルを笑いに特化させるセンスとパワーに溢れている。

 

そんな3巻の中でも、私的に何度でも笑えるベストシーンを三つ厳選して紹介しようと思う。

それくらいしかやる事が見つからない。

 

その1

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湯治を経て、ガソリン満タンフルチャージ状態の男三人。

躍動感があるのに無い。

超パワーコマ。

3巻も読んでいると、このおっさん達が可愛く見えてくる。

 

その2

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高級料亭で頼んだから揚げが油淋鶏風だった。

だからといって

「ついてきたな!虚を・・・・!」

なんて普通言わない。

 

その3

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この漫画を読んでいると忘れがちな、カイジに出てくるクズの班長と、ハンチョウの大槻が同一人物だと思い知らされる。

ここで班長のロンをさらっと流すのが恐ろしい。

ここだけでも十分大ゴマのポテンシャルがあるというのに、ネタなどいくらでもあると言わんばかりのコマ割り。

 

番外

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感動シーン。

 

計算高いように見えて、普通に失敗もする。

狡猾な面を見せたかと思えば、子供のような無垢な面を覗かせることもある。

大槻という人間のそういった人間臭さ、不完全さのようなものがこの漫画の面白さを引き立てているように感じる。

そんな大槻が起こす行動に読者は「やってみよう」だとか「あるある」となるわけだ。

 

カイジのダメ具合、利根川のサラリーマン具合、それに続いて班長・大槻の人生の楽しみ具合が読者の共感を呼び、心に刺さるのだ。

 

 

1日外出録ハンチョウ(3) (ヤングマガジンコミックス)

1日外出録ハンチョウ(3) (ヤングマガジンコミックス)